2014年04月21日

豪州父子旅・雑記@

 

オーストラリアへ来て数日も暮らすと、日本との環境の違いや、さまざまな面白いことを体験することになります。いくつか紹介しましょう。

<気候>

出発前に「メルボルンは一日の中に四季があるから服装には注意してね」と知人にアドバイスされたのですが、まさにその通りでした。こちらでは12月は夏なのですが、メルボルンはオーストラリアでも南に位置するため、30度を超える日は稀です。「今日は35度くらいあるのかな?」と思っていると実は25度くらいの気温だったりします。オーストラリアは世界でも有数の”紫外線”大国。だから日蔭や室内は晴天でも20度くらいでちょっと肌寒いくらいです。 さらに朝晩はかなり冷えて、平均的日本人の感覚だと長袖パジャマで布団がないと寒くて夜中に目が覚めてしまいます。そんな中でも地元オージーたちはパジャマも着ずに裸で寝てたりするので、ついついマネしてみたくなりますが、本当に寒いのでやめておきましょう。日差しの強さについては、また後日報告したいと思います。

 

<住宅>

いくつかのお宅にお邪魔しましたが、驚いたことに、どこの家もまだ工事中でした。「どのくらい住んでいるの?」と聞くと「2年くらいかな」と何事もなく答えます。どうやらこちらでは、完成している家はあまり魅力的ではなく、何年もかけてゆっくり自分で完成させていくのが主流のようです。仕事が終わって帰宅しても日没まで4時間はあるので、毎日ちょっとずつ作ったり、休みの日にどっぷり日曜大工を満喫したりするようです。その過程を親族や友人たちに見せることが、オージーたちのこの上ない喜びなのでしょう。うっかり「ここはどうなっているの?」とか聞いてしまったり、ついつい褒めてしまったら最期、待ってましたとばかりにビール片手に長い説明が始まります。ちなみにオーストラリアでは業者がまったく当てにならないそうで、工期が数か月遅れなんてこともざらにあるそうです。 自分でやってしまう方が早いのかもしれません。

家の中では靴を履いていたり裸足だったり特に決まりはないようです。パーティなどで大勢の人たちが集まっても、靴を履いてる人、靴下の人、裸足の人、みんなバラバラです(これは服装にも言えますが。本当にみんなバラバラ)。庭などへも人によっては裸足でそのまま出ちゃいます。子どもたちなんかは家の中も外も裸足で行き来していました。日本でも裸足族の息子は大喜びです。ショッピングセンターに行っても裸足の子供がたくさんいるくらいですから。

あと、ちょっとびっくりしたのが洗濯物。基本的には乾燥機で乾かしますが、故障などで外に干している場合があります。そんな時に雨が降り出したら、日本人なら間違いなく洗濯物を室内へ移すでしょう。でも、オージーは雨が降ろうとも気にしません。また晴れたらどうせ乾くだろう、といった感じ。子供たちも雨の中ずぶぬれで遊んでいました。遊んだ後もお風呂なんかには行きません。タオルで包んでお終い。唇が紫色だろうが気にしませんね、こちらでは。

<BBQ>

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ホストファミリー宅の屋上より眺める海。このようにビーチが目の前です。ビーチを散歩して気が付くのは、公共BBQ施設の多さ。予約も必要ありません。好きな時に行って、好きな時に焼くのみ!

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こういうものが数百メートル毎にビーチロード沿いに点在していました。近所の人たちが集まって、毎日夕方にもなるとBBQパーティーが始まります。日没が夜の9時過ぎなので照明は必要ありませんね。週末には家族や友達たちとドライブして郊外の大きな公園などでBBQをするそうです。

でも、家でも毎日BBQなんですけど・・・

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BBQは男の仕事です。ほとんどの人が夕方5時くらいまでには仕事から帰ってきて、BBQに取り掛かるそうです。オーストラリアの子供たちは、小さい頃から毎日のように父親が料理をする姿を目にします。母親の帰りが遅くなる日は、父親が夕食の準備や子供の世話などを全てこなしていました。こちらではそれが当たり前のようです。

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そして次の日もBBQ・・・ とにかく毎日よく肉を食べます。そしてもちろんビールも。友達が集まればワインもどんどん出てきます。ホストファミリーがアイリッシュ系オージーだったこともあるせいか、ほんとよく食べよく飲み、毎日賑やかな食事でした。

 

<物価>

こちらに来て一番驚いたのが、物価の高さ。コンビニで何かを買おうと思うと、思わず目を疑ってしまいます。ペットボトルの水が3〜4ドル、コーラなどジュース類が4ドル以上です!(旅行時:1AUD=約93円)

こんな値段だと、コンビニで気軽にジュースでも・・・なんてことは躊躇してしまいます。ホームステイで節約生活をしていた僕は、コンビニ前でコーラをゴクゴク飲んでいる子供を見かけて、本気で羨ましくなったほど。

でもここメルボルンでは水道水が普通に飲めますので、わざわざ水を買う必要もありませんので、ご安心を。

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ただし、地元のスーパーなどで売っている特大サイズのものや特売ものはとても安いので助かります。牛乳も2リットルで2ドルくらいですし、パンも日本の一般的な食パンの半額くらい。ホームステイ(食事付で1週間150〜300ドルくらい)をしたりスーパーでまとめ買いしていれば、かなり生活費は抑えられます。コンビニなどで少量のものを買うと高くつくようです。これは流通事情や税率などの違いでしょうか。だからでしょうか、混んでいるコンビニを見たことがありません。

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サンドイッチが600円以上!日本の3倍の値段です。たぶんよほどの事情がないと、コンビニで食べ物を買う人がいないからなんでしょう。実際何度かコンビニを訪れましたが、ジュースや食べ物を買っている人を一人も見かけませんでした。カフェやパン屋さんなどが至る所にあるので、そっちで気軽に美味しいものを買って食べています。

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ガソリン価格は日本よりやや低めでしょうか。リッター140円くらいです。(確か出国前の東京で150円弱くらいでした) ちなみにこちらではガソリンスタンドを「ペトロ」と呼んでいます。そしてセブンイレブンといえば、ペトロのことです。レンタカー代金も日本とほぼ同レベル。車種によっては、かなり安いかもしれません。

物価が高いということは、もちろん賃金水準も高いわけで、オーストラリアの最低賃金は時給約17ドル。日本円だと1600円弱になります(2013年12月)。地元のオージーだと時給2000円くらいが平均だそうです。英語が不自由な日本人が日本食レストランで働いて、だいたい時給1000円ほど。

たくさん稼いで、たくさん使う。これがオージーライフのようです。たとえ失業していても(職種・就労形態・辞め方・一切問わず!)生活手当が2週間ごとに一律7万円くらい無期限に支給されるそうです。年金も、10年以上オーストラリアに在住した65歳以上であれば、国籍問わず支給されます。ただし、資産を多くもつ豊かな人には支給されません。

信じられないくらい、シンプルで合理的な制度です。

 

<交通機関>

ここメルボルンでは、トラム(路面電車)・電車・バスが市内を網の目のように走っています。これらすべてが同じ料金体系で運行されていて、途中下車や乗り換えなども自由にできるので、市民(特に学生や低所得者)や旅行者たちの強い味方になっていました。とてもシンプルで合理的に利用者のために設計されています。タクシーも日本よりはかなり低料金。

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郊外の駅はとても簡素。ぽつんと小さな駅舎があるだけ。中にはトイレとベンチのみ。都心部以外の駅に改札機は見当たりません。

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ちょっと大きめの駅はこんな風になっています。電車のホームと駅の外の道は直接スロープでつながっていて、見事なバリアフリーっぷり。(スケボーで道路からそのままノンストップで電車内まで行けます!)ここメルボルンでは電動車椅子に乗っている人を多く見かけますが、不自由なく生活できる配慮がそこかしこに見られました。

もちろん自転車大国オーストラリアですから、自転車ごと電車に乗る人も多くいます。驚いたことに、自転車置き場がホーム上にあった駅もありました。もっと驚いたのが、買物帰りで荷物満載の大型ショッピングカートごと電車に乗って来る人・・・ でも車内では誰も気にする様子もありませんでした。

スケボーも多くて、街中だと観光用馬車やゆっくり走る車などに時折つかまったりしながら走っていました。これだけあらゆることが自由なのに、よく混沌とせずに気持ちのいい秩序が保てるものだなあと感心せずにいられません。

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もっと大きな駅に行くと、こんなスペースが設けられています。電動車椅子トラベラーのための憩いの場です。とても楽しそうな雰囲気でした。オーストラリアはとにかくオープンでウェルカムでフレンドリー。ちょっとでも目が合うと、言葉を交わします。

 

<アート>

メルボルンはロンドンに次いでビクトリア時代の建物が多く残る都市なので、街並みの美しさといったら言葉にできないくらいのものがあります。また”ガーデンシティ”と呼ばれるくらい緑が豊富...というよりメルボルン全体が森の中にあって、木と木の間に人間が住んでいると言ったほうが適切かもしれません。そんな自然と歴史ある建造物に囲まれたメルボルンですが、面白いことに現代アート、特にストリートアートの聖地だったりもします。

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電車から外の風景を眺めていると、線路沿いの建物や塀のほとんどがペイントされています。

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とてもカラフルなので子供も飽きません。

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駅ポスターもポップ。

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駅に設置されている広告でさえも、こうなります。よく観察していると、「消されてしまうもの」と「消されないもの」の基準があるようで、上書きされたり消されずに残っているものは何か納得の上で残されているような感じがしました。落書きにもセンスがあればアートとして認める文化のようです。

ちなみにシティ中心部にも。

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なんとメルボルン市はスプレーアートを観光資源として活用しているそうです。シティ中心部にはこのような小路がたくさんあり、場所によってはスプレーが置いてあって観光客が自由に描けるところもありました。危険な場所になってしまいがちな街中の狭い通路を、こうしてアーティストに開放することで観光名所と治安向上を一石二鳥してしまうあたりは見事としか言いようがありません。

ちなみに上の写真のすぐ隣の小路はというと、

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まるでパリやニューヨークのようなカフェの小路。

メルボルンの町は二つの対照的なカラーが不思議な同居をしていて、それがまったく違和感なく溶け合っています。様々な文化を認め合うという移民社会だからでしょうか。そして老いも若きもみんなアートが大好きです。どこの家に行ってもアート作品がたくさん飾ってありました。外観はクラシカルな家でも、中に入ると驚くほどモダンに改装されていて、まるで近代アートのギャラリーかと思うほど。

家の中も町の中も本当に美しい。英国風建築物と森の緑と美しい蒼い海、そしてアートで埋め尽くされたメルボルンは、本当に魅力的なところです。

 

続く

 

 

posted by 岡昌之 at 18:25| Comment(0) | 父子旅オーストラリア編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月22日

豪州父子旅・雑記A

<クリケット>

日本ではあまり馴染みのないクリケットですが、ここオーストラリアでは人気No.1スポーツです。子供たちから大人までみんなクリケットが大好きで、男の子がやっているスポーツでもクリケットが一番人気があるそうです。どこの庭先を覗いても、子供のいる家庭では必ずクリケットのバットが転がっています。息子が生まれたら早く一緒にクリケットをやりたい、とオージーの男は思うそうです。

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テレビをつければ、いつもクリケットの試合ばかり。夏は文字通りホットなシーズンらしく、街中にもクリケットのポスターだらけ。

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特にオーストラリアとイングランドの定期試合は、シーズン中最も盛り上がる重要なイベントらしく、中継がある期間などは男の子とオヤジたちはテレビに釘付けでした。(本場イギリスでは寒い冬の間、こちらオーストラリアへ長期遠征するみたいですね。そしてクリケットの代表戦は1試合が延々5日間も続いたりします!)町のバーやカフェでも男たちはビール片手に試合に夢中です。夏にメルボルンへ行くのなら、ぜひともルールを覚えてから行きましょう。バーでオージーたちと仲良くなる近道です。

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公園でも、おじいちゃんおばあちゃんが孫たちとクリケット。

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メルボルン市の中心部アルバートパークでは、ざっと見渡しただけで10試合くらいやっていました。町中にクリケットのグラウンドがあります。

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打撃練習場もありました。ワンバウンドのボールを打つのは難しそうです。

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こんなところでもクリケットをやっていました。ステイ先の近所にある埠頭の上です。しかもこの日は強風で海は大荒れ。

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ボールが海に落ちるたびに海へ飛び込みます。波が激しく、拾っても上に戻るまでが大変そうでした。いったい何が彼らをあそこまで駆り立てていたのでしょうか。家に帰った後ホストファーザーに聞いてみたら「これは普通じゃない」そうです。

 

<ビール>

オージーライフに欠かせないビール。BBQでは、片手で肉を華麗にひっくり返しながら、もう一方の手でビールをグビグビやります。リカーショップに行くと実にさまざまな種類のものが売られていました。注目したいのはこの王冠。

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瓶ビールでも栓抜き無しで手で開けることができるツイストオフです。これは便利でした。

 

<救急車&警察>

クリスマス前は救急車がメッセージで派手になります。こちらでは救急車は有料です。それぞれが思い思いに手書きメッセージを窓ガラスに描いていました。運転中にじっくり見ていると危ないですので気をつけましょう。

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そして、クリスマスが終わるといつの間にか市内主要道路や駅などの至る所に警察の広告看板が張り出されていました。睨みを効かせた怖い警察官の巨大な顔と「Party’s Over」の文字。クリスマスは大目に見てやったけど、もう容赦しないぞ、というメッセージ。楽しむことは極力邪魔しないのがオージー流みたいですね。

 

 

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さあ、メルボルンへ行こう!

 
posted by 岡昌之 at 11:32| Comment(0) | 父子旅オーストラリア編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月20日

More Than a Feeling


息子たいかんは、無類のダンス好き。

ご機嫌な音楽があれば、それだけでもう大満足。

時を忘れて踊り続ける。

言葉はいらない。

余計な感情もいらない。

彼が何を思いビートやメロディに身を委ねているのかは、僕には全くわからないのだが、

ただ、そんな時の彼が一番幸せそうに見える。





オーストラリアのゴールドコーストは、美しい海をはじめとする豊かな自然、そして世界的なサーフスポットとして有名です。

しかし、僕たち父子の密かなるお気に入りの場所はココ、Ripley's Believe It or Not

パッと見は、日本でも観光地によくありがちな、所謂”チープな”びっくり館。

しかし、お上りさんや子供相手のものだとナメてかかってはいけない。

とくに、この映像にあるダンスフロアの視覚効果はかなりハマること間違いなし。

流れる音楽は、BOSTONやJOURNEYなど70〜80’sの名曲。

僕も息子も、ここを出るのは後ろ髪を引かれる思いでした。(30分以上は踊ったかな、たぶん)

お子さんとのゴールドコーストの夜は、ぜひここへ。

ディスコやクラブには、まだ早すぎますからね。




そんなダンスが大好きな息子と僕も参加するイベントが、5月24日(土)に六本木ヒルズのハリウッド・ビューティー・ボール・ルームで開催されます。
東京近郊にお住まいで、我が子にダンス好き、社交的になってほしい親御さんは、ぜひぜひご参加ください。

詳しくはこちらMamaBAブログにて。




posted by 岡昌之 at 18:03| Comment(0) | 父子旅オーストラリア編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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