2013年08月29日

蜘蛛女のキス

先日、長い旅(旅行記はまた後日に)から帰って来て久しぶりに我が家の風呂に息子たいかんと入っていた時のこと。
息子の二の腕の内側に500円玉くらいの赤く大きな腫れを発見。
僕は息子にどうしたのか問いただすが、いっこうに話さない。
息子は何か自分がした”悪さ”が原因で災難が降りかかった時に、なぜかいつもそれを隠そうとする。
あきらかに出血していたり、アザや腫れができていても、頑なに何も無かったかのように振舞うのだ。

「パパが”やっちゃいけない”って言ったこと守らなかったんじゃない?」
「.......」
「言ってごらん」
「クモ...」
「クモに刺されたの?」
「そう...」

息子の話した内容はこうだった。
熊本から”あそぼーい”に乗って阿蘇山の麓の終点駅で大分行きの乗り継ぎ待ちをしていたときのこと。
僕がトイレに行っている間、息子は線路脇にある花壇で美しいクモを見つけた。
とてもカラフルでかっこよかったので息子はクモに釘付け。
そのクモの巣もあまりにも美しかったので、息子はどうしても巣に触ってみたくなった。
そして手を伸ばしてみると、巣は壊れてしまった。
巣が壊れて地面に落ちてしまったクモは、なんと息子の足から体を登ってきた。
そして左腕まで来た時に息子はクモを振り払おうとした。
その時にクモが二の腕の内側を噛んだ...

僕の頭にセアカゴケグモの名がよぎる。

「どんなクモだった?」
「大きくて黄色と黒のしましまで 赤と青の模様があった」
「じゃあ、お風呂から出たら そのクモを絵に描いてみて」
「うん」

そして息子が描いた絵がこれ



なかなかの出来だ。
「よし、これを図鑑で探してみよう」
僕らはたくさんのクモの写真の中からこれと似ているものを探した。
「あっ! これ!これ!パパ、これ!」



それはジョロウグモだった。
成熟して妖艶な色の模様を帯びたメス。
安心したことに、毒性は弱いそうだ。

毎日皮膚薬を塗っていたら、三日もしたら赤い腫れは引いた。
しかし、息子の”美しいもの”への関心や観察力には改めて驚かされる。
そういえば、息子が二歳くらいの時に占いで彼の将来を見てもらったら、
「この子は女性に非常にモテるので、悪い女性に気をつけなさい」
と言われたことがあった。
今回は”女郎蜘蛛の一噛み”で済んだが、そのうちいつか”蜘蛛女のキス”を経験するかもしれない...
そんなことを想像して、僕の心はワクワクした。
僕は息子の好奇心を尊重したい。
世界の、そして人生におけるたくさんの素晴らしきものへの興味を抱き続けてほしい。
そしてそれを陰日向にサポートしていきたい。
それが父親としての僕の役割だろうから。





posted by 岡昌之 at 18:26| Comment(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月06日

父子旅の注意点 @

今まで数多くの国を息子と二人で訪れました。
どこにいっても父親と子供二人で旅している僕らは珍しい存在だったようです。
旅というのはとても楽しく刺激的なものなのですが、注意点というか気を使ったほうが良いことも多くあります。
これからこのブログにていくつか紹介していきたいと思います。

< 未成年者の片親のみ同行の渡航に対する、もう一方の親の同意書 >

これは未成年者とその片親のみが出入国する際に必要とされる書類です。
つまり、もしもどこかの国に子供と片方の親だけで旅行する時ような場合、出入国審査で提示を求められる、というもの。
ハーグ条約を批准している欧米諸国の多くが、この書類や国によっては公文書の提示を求めています。(ハワイやグアムといった日本人観光客の多いところでは、尋ねられることはほとんどないようですが)
でも、僕みたいにアジア人が父親と子供だけで旅行していると、欧米諸国の入国審査ではほぼ必ずこの書類を見せろと言われます。(注:本来は父親母親を問わず必要とされています)
僕はいつも出発直前に慌てて旅の準備をするので、いつもこの書類を忘れてしまい、入国審査で厳しい表情の審査官に対し毎度冷や汗ものの説明をして切り抜けているわけですが、やはり事前にきちんと準備して持参するのが望ましいでしょう。
持ってなくても審査官に事情をきちんと説明すればスルーできますが、建前上は必要とされていますので、油断は禁物です。
せっかくの楽しい旅の始まりがこの紙切れ一枚のために台無しになってしまったら、元も子もないですからね。
ココJTBの作成した各国の状況がまとめてあるので参考にしてみてください。
(注:最新状況などは自身が旅行する国のものを調べてみてください。変更されている場合もありますので。)


それでは、楽しい父子旅を!


< 父子旅にチャレンジしたいパパはぜひこちらにご応募ください! >









posted by 岡昌之 at 10:23| Comment(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月24日

立候補しました!



このたび、わたくし岡昌之はJALテック・レポーターに立候補いたしました。
JALテック・レポーターとは、JALNPO法人コペルニクによる「人と世界を結ぶ」プロジェクトにおいて、実際に途上国を訪れてシンプルかつ最先端な機器を直接手渡し、それによってどう生活が変わるのかをレポートする役割を担っています。


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開発途上国には、水道や電気インフラの未整備など、さまざまな社会課題に苦しんでいる人たちがたくさんいます。
一方、先進国には、実は途上国の課題解決に有効と考えられる、シンプルで革新的なテクノロジーがたくさんあります。
「人をつなぐ、世界を結ぶ。プロジェクト」は、途上国で必要とされているテクノロジーを日本各地で発掘し、それを途上国に届けることで、生活の質の向上や社会課題の解決に貢献することを目指します。
---------- <JALホームページより>

大規模なインフラ整備ではなく、その土地の環境負荷を最小限に留めながら、必要最小限のモノでいかにしてイノベーションを生み出すか...
今回のミッションはインドネシア・スマトラ島パダンの小学校に浄水器を届けます。
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インドネシアでは、水道や浄水の施設が整っておらず、人々はきれいな水を手に入れるのに苦労しています。 人々は、汚れた水を飲んで健康を害すこともあります。 家庭では、水をきれいにするために沸かして消毒をするので、大量な薪が必要となり、森林伐採にもつながります。その薪を購入する場合は、貧しい家計を圧迫し、薪を拾いに行く場合は、その役目を担う子どもたちが、学校に行く時間を削らなければなりません。 また、薪を大量に燃やすことで、多くの煙が出ますが、この煙で病気になる人が後を絶ちません。また、二酸化炭素も多く排出されます。さらに、水を購入する場合は、ペットボトルのプラスチックごみが問題になっています。
今回は、インドネシアの学校に、シンプルな浄水器を届けることで、生徒たちに安全な飲み水を提供し、かつプラスチックごみの削減を促すという2つの目標を達成することができます。
----------<JALホームページより>



このレポートはJAL機内誌SKYWARD上にて掲載されるとのこと。
気合入りますね。
先日のバリ島グリーンスクール奨学金獲得コンペでは、惜しくも息子は落選してしまいました。(息子たいかんのグリーンスクール奨学金獲得コンペの記事はこちら
今度は父が同じインドネシアの舞台でリベンジです。
いつも海外へ行くときに日本の誇るハイテクグッズをお土産に持って行っている僕としては、このコンペはぜひとも勝ち取りたい!
エントリー44名の中で選ばれるのは僅か2名。
皆様ご投票よろしくお願いいたします。

           <投票はこちらをクリック>








posted by 岡昌之 at 23:50| Comment(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月06日

キースに夢中

息子たいかんは、目下「キース」に夢中のようだ。
キースといっても、現在東京ドームで公演中のザ・ローリングストーンズのリチャーズではない。
ポップアートのキース・ヘリングだ。



今日僕がスクールに迎えに行ったら、「見て見て!」と嬉しそうに僕の手を引っ張り、みんなで作成中のキース・ヘリング風の作品を見せてくれた。
12〜1月に父子旅行したオーストラリアのメルボルンで、僕たちはヘリングやその他大勢のアーティストの壁画が街の至るところにあることに大喜びした。(メルボルンに行って初めて知ったのだ!そんな素敵な街だってことを!)
息子は東京でも壁などに描かれたスプレーアートなどを見ることが大好きだ。
それがなんて書いてあるかを頑張って読もうとする。
そんな息子だから、メルボルンでたくさんのスプレーアートやポップな壁画を見たことは、とても刺激的だったらしい。
メルボルンは息子にとって特別な街となった。
そして、アートを人々の生活に身近なものにしたいという強い想いを持ち、ストリートにこだわったキース・ヘリングにとっても、メルボルンは特別な街だったようだ。


<メルボルンでのキース・ヘリング 1984>

しかし、キース・ヘリングのメルボルン滞在から早30年。
屋外の壁に描かれた多くの作品は、彼の作品を特徴づける躍動感あふれるラインが消えかけ、ビビッドなカラーがあせてきている。
手を加えず風化もやむなしとするのか、修復するために上から線や色を塗り直すのか・・・
メルボルン当局や壁の所有者やアート関係者たちは悩んだ末、修復していくことを選んだ。
キース・ヘリング直筆の業を見たければ、早めにメルボルンへ行ったほうがよさそうだ。





さて、そんな中で、幸運にも当時のままの姿で残されている壁画もある。
通称「Angel」と呼ばれている作品。



この「Angel」は、オーストラリア屈指の名門校Geelong Grammar SchoolのToorak campusに併設されている幼稚園の教室内にある。
なぜ、幼稚園の教室内にキース・ヘリングの作品があるのか?

最初にこの天使がキース・ヘリングの手によって描かれた時、この壁は学校の外壁だったそうだ。
しかし、その校舎が古くなったために作り変えることになった。
さて、キース・ヘリングの壁画はどう保存しようか?
選ばれた答えは、当時の外壁を新しい校舎の内壁として再利用して、壁画を風化から守るということだった。

これによって、この幸運な天使は当時のままの状態で保存されている。
しかし、外壁から内壁に移った天使は、生みの親が自分へ込めた想いをどう感じているだろうか。

絵を見ていると、「天井があって空へ飛べないよ!」と困っているようにも見えるのだが・・・




posted by 岡昌之 at 20:00| Comment(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月17日

石垣島にEV船が登場!?



バンダイナムコグループの株式会社VIBEが、沖縄県石垣島でレジャー用EV船(電気推進船)の実用化を目指すと発表しました。(こちらプレスリリース
ちぶりあん沖縄メディアhttp://www.tibulian.com/2014/02/vibe/

2014年10月に船を完成させ、委託管理するレジャー事業所を公募し、2015年春のサービス開始を目指すとのこと。

外洋でのEV船導入は、日本初の試みになります。

観光事業の拡大により、現在沖縄県では観光船の燃料による深刻な環境汚染が問題になっています。

そして、もう一つの問題が、太陽光発電で生み出された電力の”使い道”問題。

2013年12月24日に沖縄電力は、太陽光発電(300kw以上)の接続申込み量が限界を越えたことを発表

大規模な蓄電システムの整備や、新たな電力の使用先が求められています。

しかし、このEV船が実用化され普及することにより、観光業における環境負荷の軽減や蓄電池問題に一石を投じるかもしれません。

速力は8ノット(時速15キロ)程度で、一般的にダイビングで使われる船と同じくらいのスピードです。

1回の充電で2〜3時間の航行が可能なので、竹富島との往復や石垣島周辺でのレジャーには十分だといえます。

息子との旅行先で船に乗ることも多いのですが、あの油の匂いと大きなエンジン音抜きでマリンレジャーが楽しめたら、僕個人的にもなんと嬉しいことでしょうか。

2015年春の商業化が待ち遠しいところです。



僕と息子の石垣島父子旅の記事がFQ JAPAN誌に掲載されています。
クラブメッド石垣島は、子連れ旅行にはもってこいの南国リゾート。
子供を一日中預けることもできるので、オトナはその間たっぷり遊ぶも良し、仕事するも良し、飲んだくれるも良し(笑)
ホテルスタッフたちによるプロ顔負けのショーや、連日連夜の楽しいパーティ。
子供の社交性もぐっとアップします。







posted by 岡昌之 at 17:29| Comment(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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