2012年06月07日

トラウマ克服

先日軽井沢ネイチャークラブhttp://nature-club.karuisawa.jp/の田植えイベントに参加した。
五月の清々しい空の下、息子たいかんと親子で泥だらけになって楽しんだのだが、もともとわたくし特異点は新潟の農家の生まれで、幼い頃から田んぼに入って遊んでいた。
しかし楽しかったのはせいぜい4,5歳までで、その後は嫌で嫌でしょうがなかった。
なぜなら、農業、とりわけ米作というのは実に手間の掛かる労働だからだ。
進級して新しいクラスメートと楽しい盛りの春先から田植えの準備は始まる。
兼業農家だった我が家では、主に土日が作業日だ。
米作というのは集落の共同作業なので、ゴールデンウィークなどは周り近所の田んぼを手伝わなければならないので、どこかに遠出した記憶がない。
これは幼い子供にとって、とてもつらいものだ。
サラリーマンの家に生まれたかった、と真剣に悩んだりもした。
団地の子供たちがホントに羨ましかった。
大きくなったら、こんな田舎絶対に飛び出してやろうと幼心に思っていた。
田植えも、稲刈りも、草取りも、大根干しも、薪割りも、汲み取り便所も、全部全部嫌だった。


さて、それから30年近い月日が流れた。
なぜだか私は田んぼに帰って来た。
しかも、新宿でバーテンダー仲間だった友人が主催するイベントである。
息子は大好きなお米を植えると聞いて大喜び。
私も久し振りの田んぼの感触に、やっぱり嬉しい。
いいことだ。



次は芝浦の屠殺場見学でも行こうかな。
肉好きの息子には見せておかなければいけない。
その前に、映画『いのちの食べかた』をいつ見せようか。
Ph.Dadの悩みは尽きない。



posted by 岡昌之 at 11:59| Comment(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月12日

三つ子の魂、今のところ計画通り

我が息子たいかんが留年の危機である。
彼の通うようなインターナショナルスクールでは、日本の学校のように毎年みんな一緒に無条件に進級するわけではなく、さまざまな最低限の到達レベルをクリアできていないと進級できない。
彼の場合、条件の一つ「オムツ」が取れていないので、上のクラスへ行けないかもしれないのだ。
子を持つ親ならば、自分の子供が留年するかもしれないと聞けば、危機感をもつだろう。
しかし、わたくし特異点は何の心配もしていない。
ここらへんで一年留年したとしても、十年後くらいにはガンガン飛び級している彼の姿が目に浮かぶ。
そう、彼は「天才」なのだ。



この写真は先日東京タワーの近くにある芝公園内で撮ったものだ。
あまり知られていないが、この公園内には都内最大級の古墳がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%9D%E4%B8%B8%E5%B1%B1%E5%8F%A4%E5%A2%B3
たまたま通りがかって発見した私も驚いた。
設置されている説明板を読んでいた私に、息子が「なんて かいてあるの?」と聞いてきたので私は答えた。
「これは古墳だって。昔の人のお墓だよ。昔の人の骨がいっぱい埋まっているかもね。」
すると彼は、
「こふん?こふん?...すごい!たのしい、こふん!たのしい!すばらしい!」 
と、大興奮。
まだ三歳前ながら、古墳の背景を理解したようだ。
さすがは我が息子、月に二回は博物館へ行っているだけはある。
私は息子が産まれてから、今まで買ったことの無かった「美術館や博物館の年間パスポート」というものを購入し、暇があれば足を運んだ。
そんなわけで、彼が喜ぶオモチャというのは「あんぱんマン」や「なんとかレンジャー」ではなく、こんなものなのだ。



これはマカオの書店に売っていた「ヒトの進化キット」を買ってもらって興奮状態で人類の進化を説明する息子の写真である。
彼は他にも、宇宙や地球の内部構造にも造詣が深いし、恐竜の絶滅の謎にも関心があるようだ。
アルファベットの大文字小文字も二歳前には読めたし、ひらがなも全部読める。
恐るべき二歳児。
これなら一年二年の留年など気にするにも至らない。


私も立派な親バカだ。。。





posted by 岡昌之 at 16:44| Comment(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月28日

Beatlesの歌詞で息子に激しく突っ込まれた件


息子たいかんは、二歳になってすぐからインターナショナルスクールに通っている。
そして、毎日の送り迎えはもちろん僕の役目だ。
この往復一時間弱の時間は、僕と息子の貴重な時間といえる。
道すがら色んなものを発見し合う「発見ゲーム」や、不思議なことについて考える「なぜなぜゲーム」、そして歌を歌ったり。
最近では、なかなか能力もセンスも上がってきていて、昨日はこんなツッコミを受けた。
この日僕が歌っていたのはBeatlesのHello Goodbye...

Hello hello
I don't know why you say goodbye, I say hello
Hello hello
I don't know why you say goodbye, I say hello

すると、息子が「違う、違う」と僕の歌を遮る。
僕が「なぜ?」と聞くと、息子曰く
「今からスクールに行って、たいかんはMs.Sarah(彼の担任)にハローって言って、パパはMs.Sarahにグッバイって言うでしょ。スクールはキッズだけ入れて、パパはキッズじゃないからダメなんだよ。だからパパがグッバイなの。」
「あ、そう...」
そこで僕は、こんな風に歌詞を変えて歌ってみた。

Hello hello
I don't know why I say goodbye, you say hello
Hello hello
I don't know why I say goodbye, you say hello

すると、息子はうなずきながら一言
「そう」

まさか三歳三カ月の息子に歌詞を訂正させられるとは思わなかった。
彼はポール・マッカートニーの作った歌詞が、あと数分後に私たち親子が直面する境遇に即していなかったので、自分なりに正しい表現に変えたかったのだ。
僕の鼻歌のこんな細かいところにツッコミを入れるとは、なんと理屈っぽい性格なんだろうか!
しかしこの時、僕はこの上ない幸福感を覚えた。
僕の教育方針は間違っていなかった。
どんなことでも疑問に思ったら言うんだよ、と教え続けてきたのは他でもない、この僕だ。
気になったことを「まあいいや」とウヤムヤにしてはいけない。
聞かれたオトナも「まあいいや」と流してはいけない。

疑問に思う力。
みんなはそう言っているけどもしかしたら違うんじゃないか、と考える力。
見えたことを見えなかったことにせず、感じたことを感じなかったことにしない執着心と探究心。

ああ、なんて素晴らしい息子だろうか...と独り酔い痴れていたら息子がポツリ

「今日のMs.SarahとMs.Misaの服はどんな服かなぁ。ストライプの服がいいなぁ...」

おいおい...
君はホントに僕の純正品だね...














posted by 岡昌之 at 16:52| Comment(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月02日

彼岸花

今朝、いつものように自転車で息子たいかんと通園していると、
「あっ、彼岸花だ!パパ戻る、戻る!」
先頃覚えたばかりの彼岸花を見つけた息子は大喜びで僕に戻れと指示を出した。
「彼岸花は英語で何て言うの?教えてパパ」
どうやら、担任のMs.Sarahに彼岸花を見つけたことを報告したいらしい。


気の利いた公園や緑道には、植えられている樹々や花にネームプレートがひっそりと付けられている。
そこには、日本名と英語名、そしてラテン語による学名が表記されていることが多い。
小さい頃から散歩中にそれらを読んであげていたので、息子は僕が植物の名前を様々な言語で知っていると思っているらしい。
そこで僕は彼に図鑑をプレゼントした。
知人から頂いた素敵な花図鑑と植物図鑑だ。
散歩や公園で遊んでいる最中に気になる植物を見つけると「パパ教えて」とくるのだが、さすがに僕の知識では息子の好奇心にもう応えきれないことが多くなる。
そこで僕はこう提案する。
「よし、家に帰ったら図鑑で調べてみよう」
すると息子は
「うん、真ちゃん(知人のこと)にもらった本でね!」

帰り道、僕と息子は彼岸花の英語名を推理し合う。
「彼岸花は何に似ていると思う?」
「たいかんは、彼岸花は、花火みた〜い!(に見える)」
「なるほど。たいかんの好きな線香花火を逆さにしたみたいだもんね。じゃあ、英語だとfirework flowerかな?」
「違う。O〜〜〜range hanabi flower!!」

さて、僕は以前迷っていたことがある。
それは、iphoneに図鑑アプリを入れておくべきか?、という問題。
悩んだ結果、僕はそれを入れておかないようにした。
確かに、いつも持ち歩いているiphoneに図鑑が入っていれば、急な息子の質問に答えることもできるだろう。
もっとたくさんの植物の名前を教えてあげられるかもしれない。
でも、そのかわりに失うこともある。
例えばそれは、「推測して楽しむ時間」。
自分が感じたイメージを自分の経験や語彙を総動員して表現してみる、という思考トレーニングを楽しむ時間。
もう少し息子が大きくなったら携帯できる図鑑アプリもいいだろうが、まだ三歳の息子に答えをすぐに出してしまうことは、彼の考える力を養う機会を奪うことにもなる。

そんなふうに、僕は考えた。
だからまだぼくは、図鑑アプリをダウンロードせずに、重たい本を文字通り重用している。



 ちなみに彼岸花の英語名はred spider lily。
 つまり、赤い蜘蛛みたいな百合。
 これは説明も簡単だ。
 そして学名はLycoris radiata。
 radiataとは「放射状」という意味。
 さて、radiataをどう説明しようかな?




posted by 岡昌之 at 10:01| Comment(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月13日

宇宙親子と未来館の未来

息子たいかんが、いよいよ宇宙に興味を持ち始めた。
思えば、二歳になったばかりの頃に
「どうして ひるなのに おつきさまが みえるの?」
と、青空にうっすらと浮かぶ月を見つけて呟いたことがあったので、その予兆はあったのかもしれない。
とにかく今は、月と彗星や隕石、そして土星が彼のお気に入りのようだ。

心地よい秋晴れの今日、僕らはお台場にある日本科学未来館に行った。
これから当分通うことになりそうなので、年間パス(1200円!)を購入し館内へ。
土曜日なのに混み合ってなく、気持ち良くマイペースで回れる。
さすがは、お台場。
電車賃や駐車料金を高く設定して、人の出入りを拒み続けているだけはある。
(あんなに空き地だらけなのだから、駐車料金を払うのが馬鹿らしく思える。お台場の稼ぎ頭は駐車場に違いない)
常に激混みの上野の自然博物館とはえらい違いだ。

さて、ここ未来館は「未来」とうたっているだけあって、他のよくある科学館とは一味違う。
他の科学館が「ピタゴラスイッチ」だとしたら、未来館は「デザインあ」的といったところか。
趣向を凝らした様々な展示物は、センスも良く、とても刺激的だ。
プラネタリウムのプログラムも豊富で質も高く、子供から僕のような大人までが満足できる。
しかも施設の外には、子供が遊ぶにはもってこいの原っぱがたくさんある。
今はコスモスが満開で、ススキに覆われた小山も風情がある。
こんなに素敵な場所が都心から直線距離では近いのに、何かと不便で人が集まらない。
そういう事情も関係するのか、この未来館のメインホールで僕は気になるモノを見つけた。
本来なら、ここへ訪れた人たちにまずこれを見てもらうため設置されているモノであるはずだ。
でも、誰もそれには注目していないようだし、未来館側もあまり見られては恥ずかしい…というな空気がそのモノの周囲には漂っていた。


なんと、メインスポンサーが空白なのだ!
あろうことか、日本の未来を創る子供たちのための施設のメインスポンサーが…
僕は見てはいけないものを一人見てしまったような、何か複雑な気持ちになってしまった。
息子たいかんの未来への期待は日々膨らんでいくのだが、ここ未来館の未来は…となると、少し不安を感じずにはいられない。
そんな秋の日の午後。



息子が今一番ハマっているDVD。
残念ながら未来館に隕石は無かったが、上野に行けばたくさんある。


posted by 岡昌之 at 16:23| Comment(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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